未来に子どもたちに、元気な環境を残したい。

先日、97歳で天寿を全うした義母の遺品を整理し処分しました。大型家具や衣類・雑貨がたくさんあり、遺品整理業者さんへ整理・処分を依頼。私は、業者さんのトラックの後ろに付いて粗大ごみや不燃ごみなどを処分する名古屋市大江工場へ行き、初工場体験をすることになりました。

●写真/藤前干潟、遠景は名港トリトン

大江破砕工場

ゴミ投入装置

市内16区の粗大ごみ不燃ごみなどを処分する大江工場は巨大で、ゴミ積載トラックが延々と工場入口まで並びます。私たちもようやく入場できてゴミ投入装置へ移動。複数の投入口へはひっきりなしにごみ積載トラックが発着し、母の遺品も吸い込まれていきます・・・これらは破砕されて埋め立て地へ行くのかなと思いました。

その時に脳裏に浮かんだのが、昨年11月にツアー「バスでめぐるリユースの輪」で訪れた「藤前干潟」でした。1990年代に名古屋市の新しいごみの埋め立て地の候補にあがっていた藤前干潟は、市民が提出した中止を求める11万近い署名と請願によって1999年に計画中止に。その後、藤前干潟には水鳥と干潟の生物が暮らし、子どもたちが環境学習で訪れています。しかし生活スタイルが変わってきた今、ごみの減量を再び考え直すときが来たと言われています。

私たち現代世代が、未来世代に持続可能で元気な環境を残すには、どうすればいいのかなと改めて考えさせられました。

藤前活動センターの見学

藤前干潟の生物たち

 

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