8月のお盆明けに悪天候の間を縫って、長野市の「善光寺」と、軽井沢町の「セゾン現代美術館」を訪ねました。
善光寺は、名刹なのに独自の歴史と考え方を持つ寺院で、老弱男女を惹きつけてきました。その魅力に触れたいと思いました。 緑深い佇まいのセゾン現代美術館は、新たなものの見方を提示する現代美術作品を展示し続けています。 長野を訪れるたびに、私は、どっしりとした大地のような魅力を感じます。
「善光寺」
●どのようなお寺?
創建は644年。無宗派で、創建当時からすべての人々を受け入れ、女人往生のお寺としても有名。広大な境内は囲みがなく、東西南北どこからでも入ることができる。ご本尊は、日本最古といわれる「一光三尊阿弥陀如来」。本堂は国宝で、撞木(しゅもく)造り。 https://www.zenkoji.jp


「セゾン現代美術館」
●どのような美術館?
山中にあるので、年間の開館期間は4月から11月まで。1981年に、西友や無印良品などセゾン文化の生みの親・堤清二によって設立された。現代の実験的創造の場として、「生きた美術館」を目指す。 https://www.smma.or.jp

小野耕石《inducer 鹿》シルクスクリーンの重ね刷りによる「インクの柱」を頭蓋骨に植え付けた作品
