2024年1月10日、気持ち新たに「名古屋遊墨会展」を鑑賞。会の代表・岡本光平先生の講評付きでした。開口一番に「書の鑑賞法が分からない・・という声をよく聞きますが、見方は自由なんですよ」と。 写真:田中不軌《若》若い女性が髪をかき上げている様子 続きを読む
ゴッホの絵画は、なぜ人の心をとらえるのか
美術と風土ー作家は伊那谷から何を発見?
2023年10月、碧南市藤井達吉現代美術館へ、「アーティストが触れた伊那谷展」を見に出かけました。会場の碧南市は知多半島の海沿いの街・・・2時間かけて電車を乗り継いで降り立った碧南は、なんと!古い歴史がある寺町でした。この展覧会の作品は、近畿・東海・伊那谷で活躍する作家たちから20名を選び、実際に伊那谷を訪れてもらい、その印象を基に制作されたもの。古寺を望む会場で、伊那谷に思いを馳せながら鑑賞しました。 写真:梶川俊一郎《林檎 夢想》粘土
ペットボトルや空き缶は“ゴミ”?→“楽器”へ変身!
美大発→回顧展への思い
2023年の秋。名古屋造形大学のゾーンギャラリー(同窓会サロン)へ、イラストレーター・伊藤栄章(通称:えいしょう)さんの回顧展を見に行きました。名古屋造形大卒業の栄章さんは2020年に65歳で永眠。有名人ではありませんが、イラストレーターとして多様なお客の仕事を引き受け、卓越した技術とセンスで応えてきました。“その経歴を活かしてもうひと花を”というときに亡くなってしまった・・・残念でなりません。我がデザインプロダクション「リンコムアソシエーツ」も伊藤さんに仕事をしていただいた。有名人ではありませんが、社会に確かな足跡を残した彼の仕事を振り返ってみます。 写真:伊藤栄章《スペースコロニー》Think tank表紙、1985年原画 続きを読む
長野発→現代アートの新種になるか?
Metal Craft zizi 私が「一番、よく付けるジュエリー」
6月初め、琉球藍で絞り染めされたストールの展覧会を、自宅近くの星が丘テラスにある「クラフトハウス ジジ」で見てきました。「ジジ」は10年以上前から星が丘テラスにお店を構え、私もその頃からのファンです。動物や植物など自然をテーマにしたシンプルな彫金ジュエリー。ジュエリー制作30年越えのオーナー・原英寛さんは「シンプルで存在感のあるアイテムを、職人として一点一点ていねいに仕上げている」と言う。 写真:展覧会「青藍の陽」、右奥は息子の原雅俊さんの彫刻作品。
キラキラの子どもたちに会った 「りす山の保育農園」
私にとって、言霊-コトダマとは。
2月末に名古屋市呼続の喫茶店「街と珈琲」で、彩花冬流さんの第4回個展「狂った世界をどう生きる」を鑑賞。3年前にも、第3回個展「死ぬまでどう生きる」をギャラリー「K.Art Studio」で見て興味を持ったので、どう変わったのか関心がありました。“暮らしのなかで感じたことを「コトダマ」にして表現する”という姿勢は変わらないけど、より鮮明になったように思えました。写真:第4回個展「狂った世界をどう生きる」の言霊 続きを読む
オヤジ画家からのメッセージ 「心の針は振れているか」
3月5日に、テラオメグミさんの個展「心の針は振れているか」を、ハートフィールドギャラリーで見てきました。テラオさんは、愛知県尾張旭市出身で、名古屋市内のデザイン事務所に勤め後に2001年にパリへ移住。南仏ワインを飲みながら銅版画のアトリエに通う毎日だったという。テラオさんが描くモデルは、顔や身体にしわが踊る“オヤジ”たちである。「人生に悩みつつ、毎日の言い訳を考えながら人生を謳歌する」姿に惹かれたと語る。 写真:テラオメグミ《40年、同じこと、話してる》ドローイング 続きを読む
アイデア自由!「書」それとも「アート」? 「書」から学ぶ→2023.1
「名古屋遊墨会」の会員作品展を、新年初頭に中区の「栄サンシティーギャラリー」で楽しんできました。“現代アート書”と呼ばれ、刈谷市出身の現代書家・岡本光平さんが作者の個性を引き出すように指導しています。会場で現代アート書の解説をしてくれますよ!2022年5月にもこのサイトで紹介済! 写真:会場風景 続きを読む
“おかえりやさい”って、どんな野菜???
フェルトもバッグも、真の手づくり
残暑厳しい10月に、名古屋・栄のハートフィールドギャラリーで開催された「2022井戸えり展覧会 布の手しごと」を見てきました。テーマは「布の手しごと」ですが、今回は“フェルト生地”に強いこだわりを持つ作品が並んでいました。手芸素材としてポピュラーなフェルトですが、井戸さんはどんなこだわりを持ったのか聞いてみました。 写真:フェルトのバッグとブローチ/井戸えり
ドラム缶と日用品楽器の音楽会
「米づくりと酒づくり食育体験」で、泥パック!?
遊モア柳原が移転・オープン! 「一時預かり」も!
“発酵サマーギフト”??贈ってみませんか
このサイトで昨年7月に、「あいち発酵食ビレッジ」が製造販売している「酒粕バームクーヘン」という醸造菓子を紹介しました。その後、姉妹品として「発酵しょこら」という生チョコが誕生。そして今夏は、「酒粕バームクーヘン」と「発酵しょこら」のセット「大切な方への物語ギフト」が登場しました!!※トップ写真は、エコロジー感のある「ギフトセット」 続きを読む
“コロナ”で初体験!!子どもたちが和菓子作り
コロナ禍で、外遊びも友達同士で遊ぶことも、ままならない子どもたち・・・遊ぶレパートリーを増やしたいと思い、いつもと違うお菓子作りにチャレンジしてもらうことにしました。※トップ写真は、子どもが“おしゃれうさぎ”と名付けた作品 続きを読む
『こどものじかん』作品展で、こころがほっこり・・・
東山動植物園正門近くにある「ギャラリー366」で、6月19日(土)に、ふくたけかおるさんの作品展『こどものじかん』を観てきました。ふくたけさんは、名古屋市千種区にある「東部地域療育センター※」の保育士さんです。小さな子どもが見せる日頃の何気ないしぐさを題材に、透明水彩やパステルそして木炭などで描画。その絵からは、子どもたちへの優しいまなざしが伝わってきます。 写真:小さな子の何気ない仕草が題材 続きを読む
協力して両立させた “エコ”と“障害者雇用”。
2020年12月のXmas前に、名古屋市千種区仲田にある「Re☆ショップなかた」へ行ってきました。ここは、障害者支援のNPO「アダージョちくさ」が、環境分野で活動するNPO「中部リサイクル運動市民の会」の協力を得て運営するリユース&チャリティーのお店です。 ※トップ写真は、Xmasバージョンに陳列された店内 続きを読む
楽しい「米づくりと酒づくり食育体験」<令和2 麹室(こうじむろ)>
手しごとの魅力は、“一点物”の愛おしさ。
名古屋・栄のハートフィールドギャラリーで、10月に開催された「2020 井戸えり展覧会 布の手しごと」。布のワークに興味がある私は、早速見に行きました。岐阜県出身の井戸えりさんは、立体造形作家として活躍してきましたが、やったことのない作品づくりがしたくて、生活のなかで使える布の手しごとをするようになったと言います。
※トップ写真/「2020 井戸えり展覧会 布の手しごと」ハートフィールドにて 続きを読む
今、考えてみませんか?“もの”を再利用する暮らし。
4月7日、コロナによる緊急事態宣言が発令され「STAY HOME」が呼びかけられました。そこで増えたのが家庭系ごみ。名古屋市環境局によると、前年同月比で、4月は8%増、5月は12%増だそうです。しかし、ゴミの収集と処理は、1日でも止めることができない〝都市のインフラ〟。作業員への感染リスクを配慮しながら、人数と車両を増やして対応したと言われています。
皆さんが捨てたものの中に、他の誰かなら使いたいと思う衣類や食器や道具などはありませんでしたか?
※トップ写真は、何だろうと思わせる「Re☆創庫あつた」外観 続きを読む
“コロナ”に負けない、子どもたちの工作魂!!
思い返せば、5月の節句も母の日も、コロナの緊急事態宣言下でした。
節句のちまきは買いましたが、どこかへ遊びに行くことは出来ません。母の日のカーネーションを買いに行くことにも気乗りがしませんでした。孫たちは近くの公園で遊ぶことに飽きて、不機嫌そう・・・。
そこで、工作をしよう!!ということになり、安い折り紙を買い求め、家にある色画用紙や画用紙を集めました。
※トップ写真は「かっこいい武者兜」 続きを読む
遊びもユニーク!親と子の教室「モアファミ」。
親子でワクワクあそび体験 !
親はお茶をしながら語り合う ♪
日曜開催だからパパも来てね ♪
そして、“親も子も主人公”で楽しもう ♪
2019年度「モアファミ」は、0、1、2、3才の子供と親のくつろぎスペース「遊モア 柳原」で開催中。企画とサポートは、臨床発達心理の専門家、保育士、まめっこの理事が担当し、ユニークな遊びが体験できます。
今回は、モアファミならではの体験遊びを2つご紹介します。どちらも、身近で安全、そして五感を使って親子で楽しく遊べるように工夫されています。 続きを読む