
:北斎が描いた祭屋台の天井画「鳳凰」
2021年の年末に雪が降りしきるなか、長野市の「善光寺」さんへお参りし、「長野県立美術館」と小布施の「北斎館」、さらに翌日は「軽井沢ニューアートミュージアム」と、美術館のハシゴを・・・。今回の長野訪問は、アート三昧にしよう!と極寒の中を決行しました。
「長野県立美術館」
国宝・善光寺本堂が見える城山公園内に立地。モダンな美術館と歴史的建造物の善光寺を見比べることができて面白い。今回は「東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」を観覧。繊細だけれどモダンな作風が美術館に合っていました。

長野県立美術館から善光寺本堂を望む

東山魁夷展入口
「北斎館」
小布施は和モダンな観光地ですが、葛飾北斎の作品を多く収蔵する「北斎館」の観覧もおすすめ。小布施の豪農商・高井鴻山の招きで、80歳半ばに江戸から徒歩で来て逗留。寺院・祭屋台の天井画や肉筆画などを制作。90年の生涯に描かれた多彩な作品(複製含む)を所蔵し、見応えがあります。

北斎館エントランス

北斎の立体描写《こはだ小平治》

小布施の栗菓子
「軽井沢ニューアートミュージアム」
リゾート地の軽井沢には、大小の美術館が数多くあります。その中から今回は、「軽井沢ニューアートミュージアム」で、話題になっているフィリピンの現代美術家「ロナルド・ヴェンチューラ」の展覧会を観覧。6展示室ごとに異なる世界が楽しめるようになっていて、ダークファンタジーの「ブラックスターシリーズ」、リアルと仮想空間を行き来する「ドールアイズ2」など、初めて体験するヴェンチューラの世界を堪能しました!

《ブラックスターシリーズ》

《ドールアイズ2》
スタッフ/広瀬由利子(ゆりば)二世帯同居で孫育て中です。