9月9日、残暑厳しい名古屋から軽井沢駅に降り立った時、爽やかな風を感じました。そして酢重ギャラリーへ直行し「中村眞美子展」を鑑賞。中村眞美子さんはドライポイント版画作家で、主に秋から冬に移り変わる信州の風景をモチーフに、モノクロームの世界の美しさを追求してきました。ドライポイントは金属版に直接、ニードル(針)で線を刻んで描画する方法です。写真:中村眞美子《ユキノカゼ30》 続きを読む
10月26日のようやく秋めいてきた日に、加藤麻子個展をハートフィールドギャラリーで鑑賞。私が最初に麻子さんの作品と出会ったのは、K.Art Studioでした。私は子どもの頃から木や草や花が好きなうえ、美大出のせいか作品と作家そしてその背景に思いをめぐらす趣向がありました。麻子さんの作品に惹かれるのは当然のなりゆきだったのです。 写真:加藤麻子《天竺葵》 続きを読む
2025年6月29日、名古屋市中区のハートフィールドギャラリーへ「西村一成展- 東谷山を描く」を観に行きました。東谷山は、私も行ったことがあり好きな山のひとつです。調べると〝熱田神宮の奥の院として古くから信仰を集めた霊山〟で、山頂には「尾張戸神社」が鎮座しているとありました。 写真:西村一成《東谷山フルーツパーク2024年作》 続きを読む
12月6日、「GOEN+GOEN2024」を、栄の「ハートフィールドギャラリー」で鑑賞。2022年から始まったアーティストによるプロジェクトで、作家・ナカムラミオさんの呼びかけで、当時55歳の同級生作家8人で開始。画廊を訪れる観客は、寄付金5500円を払い好きなアート作品を買う。参加作家の年齢と寄付金が〝55〟そしてご縁があるようにとの思いから、「GOEN+GOEN」と命名。トップ写真:Eva LARGO(エヴァ・ラルゴ)《無題》シルクスクリーン技法による版画 続きを読む
「ワイヤーアート」ってどのような作品でしょうか。インテリアのモビールに似てる?針金を使った美術工作?いえ、極細の真ちゅうワイヤーを使う水谷一子(はじめこ)さんが創作した独自の存在感を持つ作品なのです。 写真:水谷一子《妍(けん)》
2024年4月27日、ハートフィールドギャラリーで「公花展」を見てきました。「メルフファ」は、アフリカ最北部に位置する国「西サハラ」の女性が着る民族衣装です。その生地は、手染めで色彩鮮やかな4m程の柔らかな綿布。頭と体を覆って砂漠の厳しい気候から守ると同時に、文化的・宗教的な意味合いを持つメルフファ。 写真:公花《蜃気楼》テキスタイルのコラージュ。蜃気楼の向こうにみえるものは何? 続きを読む
2023年10月、碧南市藤井達吉現代美術館へ、「アーティストが触れた伊那谷展」を見に出かけました。会場の碧南市は知多半島の海沿いの街・・・2時間かけて電車を乗り継いで降り立った碧南は、なんと!古い歴史がある寺町でした。この展覧会の作品は、近畿・東海・伊那谷で活躍する作家たちから20名を選び、実際に伊那谷を訪れてもらい、その印象を基に制作されたもの。古寺を望む会場で、伊那谷に思いを馳せながら鑑賞しました。 写真:梶川俊一郎《林檎 夢想》粘土