●お答えは─
子育て支援のNPOまめっこ
理事長
丸山 政子 さん
子どもの成長・発達にとって、おもちゃは必要で大事なもの。そして、年齢や月齢に合ったおもちゃが、発達をサポートします。しかし、まめっこの広場「遊モア」でママたちと話をしていると、「何をして遊んだらいいの?」と戸惑っている姿が多く見受けられます。そこで、発達とおもちゃについてポイント・アドバイスを─。
見る、聞く、触る、なめる、嗅ぐ力で遊ぶ。
●あお向けに寝ている赤ちゃんは、じーっと見る力がある
赤ちゃんを上からじっと見ていると、赤ちゃんも気が付いて見返してきます。楽しそうに見ると、赤ちゃんも笑いはしませんがうれしそうな目で見返します。
●大人があやす声やおもちゃの音を、聞く力がある
ママやパパが音の出るおもちゃであやしたり歌を歌ったりすることは、赤ちゃんにとって楽しい体験です。そのような経験をすると、それを握ったり口に入れたりしたくなって、行動が活発になっていきます。
◎遊びメモ1:絵本の紙は、なめてもいいように厚めのタイプをおすすめ。動物、食べ物、乗り物など身近な題材が赤ちゃん向き。
◎遊びメモ2:小さめの「ガチャガチャ」のケースのみを再活用。中にお米や小石などを入れて、カラーテープでしっかり留める。音が楽しめ赤ちゃんが握れる大きさなのでよく遊ぶ。