アイデア自由!「書」それとも「アート」?

2022年の5月に、「名古屋遊墨会」の会員作品展を中区の「栄サンシティーギャラリー」で鑑賞。“現代アート書”と呼ぶ新たな領域で、その楽しさを会場で味わいました!「芋切丸(いもきりまる)」の雅号をもつ私の知人も「風」や「UFO」など個性的な作品を展示していました。
写真:芋切丸《風》

「名古屋遊墨会」は、刈谷市出身の現代書家・岡本公平さんが、創作と古典を定期的に指導する講座・研究会で、東京と福岡でも開催。作者の個性的な“現代書”を引き出すように指導しています。会場で、芋切丸さんに作品の解説をしていただきました。

「風」

書道紙に自作の変わり筆で書いた作品。風が好きで“暑い夏に強い風が吹いたときに思い付いた”と芋切丸さんは言います。風はよどんだ空気を吹き飛ばしてくれるので、気持ちがすっきりするそうです。

「UFO」

芋切丸《UFO》

書の手法のひとつに「木版」があり、お寺の山門に掛かった額などもその木版です。今回は、絵や文字を木版で彫って韓国和紙に墨一色で刷り上げました。空を飛んで得体の知れないものに出会えたらいいなと思って。

「長楽豊貴」

岡本光平《長楽豊貴》

指導をあおぐ岡本公平さんの「書」で、屋根瓦の天辺に載っている「瓦当(がとう)」に書かれる吉祥文字からイメージされています。題名の「長楽豊貴」は文字通り長く楽しく豊かに・・・と吉祥を願っています。

《長楽豊貴》アートな掛け軸表装です

スタッフ/広瀬由利子(nickname:ゆりば)二世帯同居で、孫育て中です。

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