雰囲気を楽しむ」カテゴリーアーカイブ

オヤジ画家からのメッセージ 「心の針は振れているか」

3月5日に、テラオメグミさんの個展「心の針は振れているか」を、ハートフィールドギャラリーで見てきました。テラオさんは、愛知県尾張旭市出身で、名古屋市内のデザイン事務所に勤め後に2001年にパリへ移住。南仏ワインを飲みながら銅版画のアトリエに通う毎日だったという。テラオさんが描くモデルは、顔や身体にしわが踊る“オヤジ”たちである。「人生に悩みつつ、毎日の言い訳を考えながら人生を謳歌する」姿に惹かれたと語る。 写真:テラオメグミ《40年、同じこと、話してる》ドローイング 続きを読む

アイデア自由!「書」それとも「アート」? 「書」から学ぶ→2023.1

「名古屋遊墨会」の会員作品展を、新年初頭に中区の「栄サンシティーギャラリー」で楽しんできました。“現代アート書”と呼ばれ、刈谷市出身の現代書家・岡本光平さんが作者の個性を引き出すように指導しています。会場で現代アート書の解説をしてくれますよ!2022年5月にもこのサイトで紹介済! 写真:会場風景 続きを読む

“おかえりやさい”って、どんな野菜???

2022年12月16日、なごや環境大学の講座「“おかえりやさい”を知って学んで味わって楽しもう」ツアーに参加してきました。「“おかえりやさい”ってどういう野菜?聞いたことないぞ!」という好奇心がムクムクと・・・。 トップ写真/“おかえりやさい”を作る農家の圃場(ほじょう、栽培地のこと) 続きを読む

フェルトもバッグも、真の手づくり

残暑厳しい10月に、名古屋・栄のハートフィールドギャラリーで開催された「2022井戸えり展覧会 布の手しごと」を見てきました。テーマは「布の手しごと」ですが、今回は“フェルト生地”に強いこだわりを持つ作品が並んでいました。手芸素材としてポピュラーなフェルトですが、井戸さんはどんなこだわりを持ったのか聞いてみました。 写真:フェルトのバッグとブローチ/井戸えり

続きを読む

まるもふっ!・・・何を感じる?

2022年8月初旬、緑が眩しい椙山女学園大学に、小原玲さんの写真展「まるもふっ!~北の天使の写真展~」を見に行ってきました。小原さんはフリーランスの報道写真家で、シロクマ、マナティ、アザラシ、シマエナガなどを撮影し写真集も多数出版。しかし昨年亡くなり、遺された多数の写真から、今回は「かわいい」をテーマに「まるい」「もふもふ」のコンセプトで写真展が企画されました。写真:小原玲《もふっと!アザラシ赤ちゃん》 続きを読む

人間として生き、自由に描き続けたい。

2022年6月4日(土)、西 新太(にしあらた)さんの個展を見に、ハートフィールドギャラリーへ行きました。西さんは、愛知県立大学在学中に脳出血で倒れ、奇跡的に生還し車椅子で復学。利き手は右でしたが、絵筆を左手に持ち替えて再度、制作を開始したのです。写真:西 新太《めちゃオカンポス》オカンポスは、西さんが好きなアルゼンチンのサッカー選手。 続きを読む

アイデア自由!「書」それとも「アート」?

2022年の5月に、「名古屋遊墨会」の会員作品展を中区の「栄サンシティーギャラリー」で鑑賞。“現代アート書”と呼ぶ新たな領域で、その楽しさを会場で味わいました!「芋切丸(いもきりまる)」の雅号をもつ私の知人も「風」や「UFO」など個性的な作品を展示していました。
写真:芋切丸《風》 続きを読む

空気の向こうに見えるもの・・・。

2022年の3月と4月に、今の不安定な社会状態を作品化した2つの現代美術展を観てきました。展示画廊はハートフィールドギャラリーです。3月の展示作家は別所洋輝さんで、タイトルは「白い鳥を探して」。4月の展示作家は中谷ゆうこさんで、タイトルは「くうきのてざわり」。どちらの作品も、“観る私と作品との間に、もやのような白っぽい空気”が感じられたのです。

写真:中谷ゆうこ《hpa(ヘクトパスカル)空気のおもさ》 続きを読む

「ひとのつぼ」は、あったかい・・・

2月25日、冬将軍が居座るなかを、ハートフィールドギャラリーで陶の個展を観てきました。作家は長久手市出身の陶作家・内田恭子さん。「ひとのつぼ」って、どのような作品で何を伝えたいのでしょう?想像をふくらませながら出かけました。※トップ写真/《ひとのつぼ》内田恭子 続きを読む